『朝日新聞』1998年10月13日 朝刊
米薬理学者3氏にノーベル医学生理学賞 体内NOの役割を解明

 スウェーデンのカロリンスカ医科大は十二日、一九九八年のノーベル医学生理学賞をロバート・ファーチゴット米ニューヨーク州立大名誉教授(八二)、ルイス・イグナロ米カリフォルニア大ロサンゼルス校教授(五七)、フェリド・ムラド米テキサス大教授(六二)の薬理学者三氏に与えると発表した。授賞理由は「循環器系における信号伝達分子としての一酸化窒素(NO)の発見」。血管拡張や免疫など生物の体の中でNOが果たしている重要な役割を解明したことが評価された。賞金は三氏合わせて七百六十万スウェーデンクローネ(約一億一千万円)。授賞式は十二月十日、ストックホルムで開かれる。
  
 ファーチゴット氏は血管を拡張させる未知の物質が血管内皮から出ていることを発見し、イグナロ氏はこの物質がNOであることを突き止めた。ムラド氏は狭心症薬のニトログリセリンがNOを放出することを発見した。
 今回はニトログリセリンを材料にダイナマイトを発明して富を築いたノーベルに縁深い受賞になった。
 NOは常温では気体で、自動車の排ガスに含まれる窒素酸化物の一種。これが体内で重要な役割を果たしていたとファーチゴット、イグナロ両氏が八六年に発表してから医学界ではNOの研究がブームになった。その後、白血球がNOを使って細菌やがん細胞を攻撃するなど多様な作用が分かった。肺高血圧症の治療にNOの吸入が使われて効果をあげている。男性の性的不能治療薬バイアグラの開発にもかかわっている。
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 ロバート・ファーチゴット氏 一九一六年、米サウスカロライナ州生まれ。ノースウエスタン大で生化学を研究して博士号を取得。
  
 ルイス・イグナロ氏 一九四一年、米ニューヨーク州生まれ。ミネソタ大で薬理学を研究して博士号を取得。
  
 フェリド・ムラド氏 一九三六年、米インディアナ州生まれ。ウエスタンリザーブ大で薬理学を研究して博士号を取得。

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