『朝日新聞』1999年01月26日 朝刊
処方基準求める声 国内少ない専門医 バイアグラ厚生省承認

 性的不能(インポテンス)の患者は、国内には数百万人いると日本性機能学会はみている。しかし、バイアグラがこのすべての患者に効くわけではない。無用な副作用を避けるためには医師のきちんとした診断が不可欠で、専門医からも「処方基準の医師間での統一」を求める声が出ている。(1面参照)
 「重要なのはバイアグラで死なないことだ」
 国内で臨床試験(治験)にあたった東邦大学医学部の永尾光一講師は、こう強調する。このため、医師の適切な診断に加えて、「服用は一日一回」「服用直後は車を運転しない」など、使用にあたっての細かい注意事項を医師と患者の相方に周知徹底させるべきだと訴える。車の運転を「禁止」するのは、「物が青く見える」といった副作用があるためだ。
 昨春にバイアグラが発売された米国では、同十一月半ばまでに百三十人がこの薬を服用して死亡。日本でも昨年七月、六十代の男性一人が死亡している。
 しかも、日本では性的不能の専門外来を泌尿器科の中にもつ病院が少ない、という医師側の事情もある。東邦大大森病院では診察は「四カ月待ち」の状況が続いているという。
 駿河台日本大学病院の滝本至得副院長も「処方に当たっては、医師のしっかりした問診がとにかく大切。すべての人に効くわけではないのだから」と話す。
 バイアグラは、血管系など、ぼっ起の基本システムが壊れてしまっている患者には効かない。日米の臨床試験でも、効果があったのは患者の七割だった。
 心臓発作で救急病院に運ばれた場合、ニトログリセリンなどの硝酸塩系薬剤を処方されるケースが多い。この薬はバイアグラを飲んで間もない人には強い副作用を起こす危険がある。こうした「飲み合わせ」を避けるため、患者の服用薬についての情報を把握する態勢づくりが欠かせない。
 ○患者には自己責任
 医師であり、医薬品情報誌「正しい治療と薬の情報」編集長の別府宏圀さんの話 バイアグラは限られた問題を抱えた人にはいい薬だが、服用には気を付けなくてはならない。正式に認可した方が責任もはっきりするし、指導もしやすい。それでも事故はあると思う。リスクのある人をきちんと事前にチェックするしか方法はない。医師の処方の仕方とともに、患者の自己責任も問われる。「薬を適正に服用する」という基本的なことと副作用の危険性をいかに一般に広く浸透させるかが課題になる。

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