朝日新聞 1999年09月11日 夕刊

合法ドラッグ、実は3割違法 死亡疑惑や事件も 都立衛生研調べ

 法律には違反せず、ダイエット効果や性的快感が高まるなどと宣伝されている「合法ドラッグ」の約三割に医薬品にしか使用できない化学物質が含まれ、薬事法に違反していることが分かった。インターネットやアダルトショップで販売されている製品を東京都立衛生研究所が調べた。五種類の違法物質が検出され、覚せい剤の原料になる物質を含む製品も多数あった。大量に飲んだり、長期に連用したりすると、呼吸まひや心臓停止の危険性があり、昨年七月には関連が疑われる死者が出たほか、今年一月に少女に飲ませて、いたずらする事件も起きている。都衛生局は違反業者に販売の中止と回収を指示しており、厚生省も実態調査に乗り出した。
 
 都立衛生研は一九九七年五月から今年一月までに、口から飲むタイプの「合法ドラッグ」六十四製品を購入して、その成分を調べた。この結果、二十一製品から、薬事法で医薬品にしか使用が認められていない化学物質が検出された。
 最も多かったのは、覚せい剤の原料になるエフェドリン類で、八製品に含まれていた。長期に大量服用すると、不安、幻覚などの精神症状や心臓停止を起こす危険がある。表示に従った量を飲むだけで、薬としての上限値の十倍の成分を摂取することになる危険な製品もあった。
 このほか、鼻から吸引するタイプの三十四製品を調べると、九割以上から狭心症の治療薬に使用される劇薬が検出された。大量に吸引したり、性的不能治療薬「バイアグラ」と一緒に使用したりすると、呼吸障害や血圧低下で死に至る危険性があるという。
 輸入、販売していた業者に対し、都衛生局は、薬事法違反で販売の中止と回収を指示している。
 事故や事件も相次いでいる。昨年七月には「合法ドラッグ」を販売していた東京都内の会社事務所で、アルバイト女性(一九)が変死体で見つかった。警視庁などによると、この女性は「合法ドラッグ」を使用していた疑いがあり、薬物中毒に特徴的な多臓器出血を起こしていたという。
 福岡県では今年一月、会社員の男(三四)が催眠作用のある「合法ドラッグ」を女子高校生(一七)に飲ませ、いたずらしたとして、県青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕された。
 厚生省でも研究班を設置して、人体への有害性、依存性を調べている。
 
 <合法ドラッグ> 「セックスの快感が倍増する」「ダイエット効果がある」「幸福感が得られる」など、興奮や陶酔作用があると宣伝され、インターネットや週刊誌の広告などを通じて通信販売されたり、アダルトショップなどで売買されたりしている。口から飲む錠剤やカプセル剤、液体のほか、鼻から気体を吸い込んだり、クリームを体の一部に塗ったりするなど様々なタイプがある。四、五年前から欧米からの輸入が急増している。所持、使用しても「麻薬及び向精神薬取締法」や「覚せい剤取締法」などで規制されないため、「合法」と総称されている。

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