朝日新聞 2007年05月24日 朝刊
(患者を生きる:355)糖尿病 性生活:3 勇気出し病院に…心ほぐれる

 10年前、糖尿病の疑いがあるといわれた長野県の会社経営、川岸義造さん(72)=仮名=は、ちょうどそのころから勃起(ぼっき)が不十分になるなど、性生活の不満を抱え始めていた。だが、原因が糖尿病にあるとは考えてもみず、従来通りの生活を続けていた。
 00年。川岸さんは勃起不全(ED)の専門医が県内にいることを知った。前年に国内でも飲む治療薬バイアグラが発売され、「ED」という言葉が認知されつつあった。
 体力には自信があったのに自分の身に起こった性生活の異変に、ずっと戸惑いが続いていた。家族と会社を守るため、常に全力投球してきた。あきらめたくなかった。
 00年3月、思い切って長野赤十字病院(長野市)に専門医の天野俊康医師を訪ねた。
 「この年齢で、こんな相談をするなんて、笑い飛ばされるんじゃないだろうか」
 診察を受ける直前まで、不安はずっと消えなかった。
 だが、天野さんは川岸さんの気持ちに、正面から向き合ってくれた。
 「ED治療の最大の敵は、あきらめてしまうことです。一緒に頑張りましょう」
 その言葉は、ずっと一人で悩んでいた川岸さんの心を優しく解きほぐした。
 この先生なら安心して任せられる――。これまで誰にも相談することができなかったセックスの悩みを訴えた。
 EDの6割は心因性とされる。これだとバイアグラなどによる治療にも期待が持てる。だが、勃起を起こす仕組みそのものが何らかの理由で壊されているとすると、難しくなる。川岸さんは、長年放置していた糖尿病のため、陰茎の血管が傷んでいることが主因と考えられた。
 「糖尿病が関係していたなんて」。川岸さんはびっくりしたが、EDの症状が糖尿病と同時に進行していたと考えると納得がいった。
 だが、天野さんは治療法の選択で悩んでいた。閉塞(へいそく)性動脈硬化症を患って以来、血管を広げる薬や血栓ができにくくする薬を飲んでいる川岸さんは、副作用の危険があり、バイアグラは使えなかった。
 空気の圧力を利用して陰茎に血液を流し込むなど、EDには様々な治療法がある。だが患者にとって、手間もかかるし、心理的負担も大きかった。バイアグラが使えないと知り、肩を落として去っていく患者を何人も見ていた。


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