『朝日新聞』1999年01月26日 朝刊

バイアグラを承認 厚生省、医療保険適用は慎重

 厚生省は二十五日、性的不能治療薬「バイアグラ」(成分名「クエン酸シルデナフィル」)を新薬として承認した。個人輸入の急増などから医師の指示がないままでの使用が広がっていることに危機感を抱いた同省が、早く承認して適正使用を指導するべきだと判断、申請から六カ月という異例の早さでの承認となった。医師の処方が必要な医療用医薬品として、ファイザー製薬(本社・東京)が早ければ来月にも製造・販売を開始する。同省は今後、医療保険を適用するかどうか検討するが、慎重な姿勢を見せている。(10・27面に関係記事)
 バイアグラの適用はぼっ起不全と診断される男性。厚生省によると、ぼっ起不全はおおむね三カ月程度ぼっ起が起こっていないことなどが基準となるという。
 心臓病の治療薬などと併用すると急激な血圧低下が起こり、死亡する危険性があるため、ニトログリセリンなどとの併用、重い肝機能障害のある人、六カ月以内に脳こうそくや脳出血の既往歴がある人などは使用禁止とした。バイアグラは、米国で昨年に医師の処方が必要な性的不能治療薬として売り出されてから、約五千六百万錠が販売された。

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