性的不能治療薬 「治療」の範囲が問題に(みんなのQ&A)

 Q 米国でインポテンス(性的不能)治療薬が大変な話題になっているそうだね。
 A バイアグラという薬で、四月半ばの発売から話題を独占している。テレビ、ラジオはもとより、高級紙や硬派週刊誌も大きく取り上げている。史上最大のベストセラー薬になるとの予測もあって、発売元のファイザー社の株は急騰した。インポテンスに悩む男性は米国だけで三千万人もいるそうだから。
 Q その人たちを救おうと開発したわけ?
 A それが面白いんだ。同社は元々、心臓の薬として開発していた。しかし、うまくいかず、もう開発は中止、となったところで、患者が副作用として勃起(ぼっき)を報告していたことに気付いた。そこからは、とんとん拍子。効果がはっきりしていて大きな副作用もなさそうなことから、食品医薬品局(FDA)も六カ月でスピード承認した。
 Q 心臓の薬が、どうして効くんだろう。
 A この薬は血管に作用して、ホスホジエステラーゼという酵素の働きを妨げる。この酵素はペニスの中で血流を増やして勃起状態を保つ物質を抑えるため、その働きを妨げればいいわけだ。同社のデータでは、糖尿病やせき髄損傷、前立せん手術などでインポテンスになった男性の約三分の二に効いたそうだ。一時間前に飲めばいいという簡便さも人気の原因だろうね。病院の泌尿器科には大勢の患者が押しかけているらしいよ。
 Q 買うには医師の処方せんが要るんだ。
 A ほかの薬を飲んでいたら危険な場合もあるからね。それに、使い方によっては将来、何らかの副作用が出るかもしれない。
 Q 普通の人にも効果があるんだろうか?
 A 同社やFDAは、これは精力増強剤ではない、とくぎを刺している。しかし、処方を受けた人の中には、試しに使ってみたいという人も一割ほどはいそうだ、といわれている。ただ、普通の人についてはデータがない。一方で、女性に対しても、血流を増やして性交しやすくする効果があるのではないかといわれており、こちらはこれから試験が始まるところだ。
 Q 相当、広く使われそうだね。
 A そうなると、どこまでを病気の治療として認めるか、という問題も出てくる。保険会社によっては、インポテンスの医学的な証明がなければ認めないところも出ている。
 Q いろいろな議論が出てきそうだね。
 A 広くとらえれば、性の概念を変える可能性も指摘されている。かつて、避妊用ピルの登場が性の在り方を変えたように。面白いことに、青年期にちょうどピルの登場と出合ったベビーブーマー世代が今、中年になってバイアグラを必要とする年代になっているんだね。飲む毛生え薬も発売されている。製薬業界では「薬の黄金時代」という声もあり、ベビーブーマーたちの期待にこたえる薬がどんどん登場しそうだともいわれている。
 Q 日本でもバイアグラは使えるようになるんだろうか。
 A 承認されるには臨床試験が必要だから、時間がかかるだろうね。

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